事例紹介

【人材×最新ビジネス事例:株式会社CoinQ様】 AIブームの裏で着実に基礎を確立。Web3業界専門の求人メディア設立の背景

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Coinq

Q1 貴社事業の概要について教えてください。
弊社はWeb3・ブロックチェーン領域に特化した求人サイト「Web3 Expert」を開発・運営しています。

▼「Web3 Expert」サイトはこちら。
https://web3-expert.com/

 

Q2 求人サイト「Web3 Expert 」を立ち上げるに至った背景・経緯を教えてください。
暗号通貨やトークンエコノミクスといったWeb3に関わる様々な事業チャンスが身近でも生まれて動き始めているという世の中の潮流を感じ、まだ当時はほぼ存在しなかった「Web3・ブロックチェーン領域に特化した求人サイト」を立ち上げました。海外サイトで海外在住の日本人と日本のWeb3企業がお互い英語でやり取りしてマッチングしている現場を目にしたことがあり、需要がありそうだと思ったことが事業立ち上げの経緯です。

 

Q3 ここ1年ほど、世間でITトレンドというと生成AIがブームになりました。そのことによる事業への影響はありましたか?
正直なところありませんでした。世の中ではChatGPTの流行を背景に多くの分野で生成AIの話題が持ち上がり、「Web3は下火になったのでは」というお声をいただくこともありましたが、そもそも私の方ではあまりそのようには考えていませんでした。また、弊社サービスにご登録いただいていた求人の企業様は、Web3や暗号通貨がブームになる前から注力して研究開発・事業開発を行っていたため、弊社としても表面的な潮流の影響はあまり受けなかったのではと思います。求職者側についても、やはり実際に転職するかどうかという点についてはブームの影響以上にこれまで培ってきた技術や得意領域がモノを言いますし、現時点では大して影響がなかったというのが本音のところですね。

 

Q4 世間の情勢の変化に対して、何か貴社として意識して行ったこと、あるいは変えなかったことはありますか?
こちらについても、特に変えませんでしたというのがご回答になります。後者の事業については長い目で見るつもりで取り組んでいます。実際のところ、2022年以前のWEB3ブームのころは確かに注目を集めることが多かったのですが、その点今は社会的に一旦落ち着いたこともあり、本気でこの分野に取り組む方が産業を根本で支えているという熱気のようなものを感じますし、情勢の変化はある意味ではプラスの面があるのではと思っています。

 

Q5 日本ではAIブームと同時に、ドコモ・博報堂・Sonyなど大手企業がWeb3業界への投資や子会社設立などで動いており、社会として積極的にこの分野を育てていくような動きも見て取れます。このような状況は貴社にとってどのような影響があるでしょうか?
シンプルな話ですが、ブロックチェーンの技術やこの領域への投資が進むことはとても追い風です。大手企業の投資が増える背景には政府関係者との政策・法律面での国家的な調整が行われていることが読み取れますし、税制面でも諸外国と比較して事業運営にプラスになるようなことが期待できます。また大手企業の投資はそこから派生して社会全体にWeb3産業の雇用を生むことになりますから、求人メディアを運営している弊社にとってはマイナスになることはひとつもありません。今後もこの傾向が続いていけば非常によいビジネスチャンスが到来するのではと期待しています。

 

Q6 最後に、今後のビジネスの展望などを教えてください。
上記のような背景がありつつ、我々としてはまだ足元の開発やパートナーの開拓が急務という状態です。今後もサイト経由での求人ー求職者間のマッチング数を増やし、Web3・ブロックチェーン領域の企業様のお役に立てるように、またこのマーケットの成長に少しでも貢献できるように精進していきます。

 

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