事例紹介

【人材×最新ビジネス事例その3:株式会社INST様】400社超の人材紹介企業の「連絡が繋がらない」を解消。コミュニケーションロスを解消し、売上UPを支援する歩留まり改善DXとは。

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Inst

Q1 貴社事業の概要について教えてください。

株式会社INSTは、「電話が繋がらない」「メールにレスがない」などといった、企業が抱える「連絡が取れない」というコミュニケーション課題をITサービスで解決する会社です。Web集客後の面談設定までの業務フロー改善に特化しており「歩留まり改善DX」で売上UPを支援しています。SMS配信SaaSの「INST Messenger」と、クラウド電話API「INST Voice」をメインのサービスとして約500社の法人に導入実績があります。

 

▼「INST Messenger」サービスサイトはこちら。

https://www.inst-inc.com/messenger

▼「INST Voice」サービスサイトはこちら。

https://www.inst-inc.com/voice



Q2 会社および「INST Messenger」「INST Voice」を立ち上げるに至った背景・経緯を教えてください。

私は新卒で現パーソルキャリア(旧インテリジェンス時代)に入社し、その後2回の転職をし、人材ビジネス7年・モバイルIT3年の経験を積んだ後に2015年にINSTを創業しました。

サラリーマン時代の最後の2年ほどでSMS配信サービス事業に携わったのですが、当時は認証用のPINコード送信でのSMS利用がメインだったのですが、「これはスマホユーザーとコミュニケーションを取っていくうえで使えるツールなのでは?」と思い、INSTを創業しました。

SMSを簡単に送れる「INST Messenger」を開発し、営業していく中で架電業務との親和性や自動架電による業務効率化のニーズが出てきたので、クラウド電話APIの「INST Voice」も開発し、コミュニケーション課題を総合的に解決できる体制を整えました。

 

Q3 サービスリリース後の市場の反応や、導入後のお客様の反応はいかがでしたか?

創業当初は「SMSって何?」というお客様がほとんどで、機能面やメール・電話との違いや優位性をイチから説明しての営業活動でしたが、自身で経験・知見がある人材業のお客様への反応はよく、特に面談設定率の低迷や休眠候補者の掘り起こしの効率化で悩まれている人材紹介・派遣会社様が多かったというのもあり、比較的順調に立ち上がって行きました。

また、当社は創業来従量課金制でのサービス提供をしているのですが、SMSサービスへの投資対効果が高かったというのもあり導入後多くのお客様からお喜びをいただけたと思っております。

「INST Voice」も大手求人サイトや、人材紹介会社の自社求人サイト、求職者獲得用のLPなどに導入いただいており、Web問合せからの折返し架電を自動化することで「電話が繋がらない」「架電までの時間のバラつきをなくしたい」という課題が解決でき、導入後継続率が非常に高いのが特徴です。

 

Q4 PERSOL、パソナなど一流企業にもご導入実績をお持ちですが、人材紹介企業様からはどのようなお声をいただきますか?

特に人材業に特化してサービス提供していたわけではないのですが、業界内での横のつながりから口コミでご紹介いただくことが多かったことと、僕自身が人材業の経験者ということがあり、自然と人材紹介業のお客様が増えた、という感じでした。

多くの人材企業では、求人獲得よりも求職者獲得に予算や労力を掛けている会社が多い印象であるのですが、SMSや自動架電ツールを使うことで「歩留まりを改善する」という事ができるようになるというセールストークは刺さったように思います。

人材ビジネスにおける求職者獲得というのは、大きなバケツに水を汲み、どんどんバケツリレーをして最終的に「成約」という池に水をどれだけ送り込めるかというようなプロセスだと認識しています。広告予算を大量に投下するのは蛇口の給水量を増やすという行為に値すると思うのですが、SMSを使うというのはバケツに開いてしまっている「穴」を塞ぐ行為に近く、課題感を持っている会社様での導入を進めていただくことができました。

また、人材ビジネスにおいては求職者獲得単価が高騰し続けているという現状もあり、せっかく獲得した有効求職者をスムーズに面談に呼び込むことで案件打診数や推薦数、最終的には決定数をUPさせることができる、というストーリーに共感いただけたと思っています。

 

Q5 サービスの今後の展開や、一方で経営上の課題となっている部分はありますか?

9年間SMS配信サービスを提供しておりまして、SMSの商用利用も進み、似たようなサービスを提供する競合他社が増えてきたということは肌で感じています。当社も2月で9期目を終え、3月から第10期に入ったのですが今期はサービス提供単価の見直しなども行い、低価格で高付加価値のSMS配信サービスを提供していく予定です。

現在価格改定中ではありますが、業界でも最安値クラスでのSMS配信単価を実現できますので、ぜひ新規やお乗り換えでご検討いただけるお客様からのお問い合わせをお待ちしております。

 

Q6 最後に、今後の展望をお聞かせください。

今まではほぼSMS専業での事業展開を行っていましたが、様々な面でお客様の支援ができるように積極的に新しいツールの営業や開発を行っていく予定です。特にINST Voiceは継続率が高いサービスなのですが、UXが特殊で若干イメージがし辛いという欠点もあり、積極的に営業していなかったのですが、ユニークなサービスなのでもっと多くの企業様に認知いただけるようにしていきたいと考えています。

さらにはSMS以外のコミュニケーションを行えるようなツール開発も行ったり、もっと経営課題に深く踏み込んでいけるよう、Juice up様やVINCERE様、他の協力会社様などとパートナーシップを結んでのDX支援やシステム開発の支援なども検討しています。人材ビジネス企業を中心に9年間ITサービス提供をしてきた知見と、自身の7年以上の人材業経験を活かし、より一層人材ビジネス企業のお客様に良い価値を提供できるようにしていきたいと考えています。

 

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